日産の座間工場の閉鎖を契機に、山一証券や拓銀の倒産が警鐘となり“終身雇用”は終わりをつげた。ところが人類の歴史を振り返ると、時代の変革期には“過去の常識”を捨てることができずに“新しい時代”を生きる人がしばらくの間、必ず存在する。そして消えてゆく。例えば『会社に勤めてさえいれば、安心ァ』という考え。残業・歓送迎会・花見・慰安旅行・忘年会…と次々時間とお金を浪費し、自分へ投資するタイミングとチャンスを失う。仮に定年まで勤めると退職金もなく年金は期待できず…寒い将来が約束される。今すぐ気づけば、間に合います
岡本和久